サインレス時の信用調査について。
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サインは、本人確認の際の重要な要素でありながら、日本ではサインなしでも利用できる仕組みがあります。スーパーや日用雑貨店などで少額の決済をする場合、サインレスでもクレジットカードを利用できるのです。この場合、下記のような方法でカードの所持人を正規のカード会員であると推定します。

まず、クレジットカードの不正使用の目的は、金品を手に入れることです。キャッシングは暗証番号が必要なのでできません。すると、ショッピングを利用した不正使用ということになるわけですが、その場合、できる限り現金に交換しやすい品物を手に入れるはずです。

食品や日用雑貨では、現金に換金する際に都合があまり良くないので不正使用はないだろう、ということでスーパーなどではサインレスでもOKということになったのです。また、スーパーのレジで時間をかけてサインをすると後ろの人に迷惑がかかるためにカードを使いづらいという日本人の心理も考えたものなのです。

クレジットカード社会の国々、アメリカなどでは平気で後ろの人を待たせて小切手にサインしている光景をめにします。後ろの人もそれが普通になってしまっているためにあまり気にしないようです。しかし日本ではほとんどの人が現金で支払うため、クレジットカードを出してサインをして、というのは耐えられないようです。

また、サインレスというのは性善説に成り立ったシステムです。サインレスで買い物をしたカード会員が「使っていない」と主張した場合、カード会社としては本人のサインという証拠がないため、請求金額を取り下げるしかないのです。そのようなことがない、という前提でサインレスは成り立っています。

やはり、サインレスを悪用した犯罪は起きています。食品でも缶詰など長期保存の利く商品は転売が可能なため、それらの商品を使って不正利用をする犯罪が起きているのです。1回あたりの利用金額を制限したりといった対策をカード会社も立てていますが、実際のところはいたちごっこになってしまっています。

最近、サインをしない変わりに暗証番号を使ったショッピングの取引も増えてきました。カード会員の頭の中にある番号とクレジットカード会社のコンピュータにある番号が一致するかどうか手本人の確認をする方法です。暗証番号はサインと比べても本人認証の機能に優れているように感じますが、この場合でも様々な問題があります。

クレジットカードに暗証番号を書き込んでしまったり、暗証番号を生年月日にしてしまったり、電話番号にしてしまったりといった人がまだいます。 クレジットカード会社や金融機関はこのようなことをしないように積極的に啓発活動をしていますが、残念ながら日本人は金融犯罪に対する意識が低いようで、日本人全体に浸透しているとはいえません。


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